タイピングの基礎とコツ

タイピングのや文字入力の基礎的な話をします。(Windows版です)

 

タイピングとは

 

タイピングとはキーボードで文字を入力することを指します。

ここではキーボードを見ないで打ち続ける、タッチタイピングの方法やコツを紹介していきます。

 

 

ホームポジション

ホームポジションとは常に手を置いておくべき場所のことで、タイピングにおいては非常に重要な役割をします。

タイピングは基本的にキーボードを見ないで打つわけですから、本来であればどこにどのキーがあるのかが分かりません。

しかし、ホームポジションに手を置いておくことによって、相対的に押したいキーがどこにあるか(例えば「a」は左手の小指の位置など)が分かるようになります。

 

そのホームポジションの位置とはキーボードの出っ張りがある場所になります。

左手の人差し指が「f」で、右手の人差し指が「j」です。

 

常にここに手を置くようにしましょう。

 

 

 練習のコツ

タイピングの練習をする際に気を付けることは

1.ホームポジションを基準に考える

2.決めた指で押す

3.早さよりも正確さ

4.場所を覚える

です。

 

1.ホームポジションを基準に考える

先ほども述べましたが、こちらはもちろん重要です。

タイピングをするときにキーボードを見ないで打つのが基本になります。

そのため見なくても絶対にわかるキーとして、少し出っ張りがある「f」と「j」を基準に、他のキーがどこになるかを考えれば正しいキーを押せるようになります。

 

 2.決めた指で押す

「b」や数字キーの「6」など中間にあるものはどちらの指で押すかをあらかじめ考えておいた方が良いです。

決めておかないとタイピングが遅くなるので注意です。

 

3.早さよりも正確さ

速さに固執するあまり間違いが多く、Back Spaceキーを連打することになるのが一番もったいないです。

早さよりも正確さを優先してください。

正確さが増してきたら速さを少しずつ上げていきましょう。

しかし、どうしても遅くなるもの(小指と薬指の組み合わせ)に関してはそこだけゆっくり打つのもアリです。

 

4.場所を覚える

@や¥などそこまで使わないキーの場所も含めすべて覚えましょう。

覚えなければタイピングは始まりませんからね...

 

 

数字

 

数字はホームポジションの2個上の行にあります。

通常は下のように押すと思います。

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しかし私は「1」と「0」が押しにくいので、小指ではなく薬指で押しています。

数字は押しにくいので自分なりのルールを作っておいた方が良いです。

 

テンキーを使うのも手ですが、「!」や「”」などの記号を押すときに苦労するので、キーボード上の数字を押す練習をした方が良いと思います。

 

 

記号

 

数字と同じボタンにある記号はShiftキーを押しながら入力できます。

「12345」にある「!”#$%」は右手でShiftキーを押しながら左手で押しましょう。

逆に「67890-」は左手でShiftキーを押しながら右手で押した方がいいと思います。

左手でShiftキーを押しながら、「!」や「”」を押すのは難しい、というか指が痛くなるので、なるべく数字とshiftキーは逆の手で押した方が楽になります。

 

 

その他よく使う記号として「、」は中指を下に下げるだけですし、「。」は薬指を下に下げるだけで押せます。非常によく使うのですぐに押せるようにしましょう。

 

「;」と「:」は右手小指でそのまま押せます。「+」と「*」は左手でShiftキーを押しながらです。

 

最後に括弧「」は通常小指で押すと思いますが、私は右手小指をEnterキーに乗せて、薬指で押しています。

右手小指の範囲が他の指に比べて多いので直接押そうとするとミスしやすいです。

そのため、何か大きいボタン(Enterキー)を基準にして、他の指で押すとミスが減るかと思います。

 

 

覚えておきたい便利機能

 

1.よくあるミスとして、英字で入力しようと思ったら日本語入力だったケースがあると思います。入力が確定していなければ「F10キー」を押せば変換できます。

ちなみにF10キーは数字の90の上にあります。

 

例)「compelete」と入力しようと思ったら「こmpぇて」と出てしまっているときF10キーを押せば英語に切り替えられます。(ただしEnter確定前)

 

2. 入力している文字をカタカナにしたい場合は「F8」キーを押せば変換できます。フリガナを入力するときは便利ですので覚えておいてください。

 

3.便利というか困ることの多い機能としてInsertがあります。これは次の文字を消して入力するときに使います。

だいたいDeleteキーの左側にあります。

 

例)「あいうえお」のいとうの間に文字を入れようとすると「あいかえお」になってしまいます。

 

 

入力切替

 

半角全角キーやdeleteキーなど押しにくいところにあるものはキーの配列を変えて押しやすくしましょう。

試しにスペースの左側にある無変換を英数半角ボタンに切り替えてみましょう。

 

やり方は以下の通りです。

 

1.検索フォームなどをクリックし、入力状態にする。

2.パソコンのタスクバーにある「あ」(もしくは「A」)を右クリック

3.プロパティを選択

4.詳細設定をクリック

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5.全般>編集操作>変更を押すと下画面にたどり着けます。

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6.ここである程度のキーを変えられます。

7.無変換のひとつとなり「入力変換済み文字なし」を選択し、変更をクリック。

8.IME-オフを選択してOK

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9.適用とOKを押して画面を閉じます。

これで文字を入力するときに一発で半角英数に切り替えられます。

 

他には「keyswap」などのソフトを使えば配列を切り替えられます。

 

 

まとめ

 

今回はタイピングについて話しました。

便利ですのでできるようになりましょう!